狭い空間も素敵にりフォーム!


S様邸〜

チラシでスペックをお知りになったそうです。

「なんとかしてください・・・・」と、最初のご依頼はとなりの家と接近しているので、
目隠し用のフェンスをつけてほしい、とのことでした。
それから話ははずみ、ウッドデッキまでつけてしまいました。
どうなったのでしょうか??


S夫妻記念撮影

とても仲の良いご夫婦で、終始にこやかに応対していただきました。

ご本人ご希望により少々モザイクをかけさせていただきました。

お許しがあればいつでも公開いたしますのでお申し付けくださいね。

快く取材に応じていただきましてありがとうございました。



出来上がりを見る前に、リフォーム前の写真をご覧下さい。

これが入り口。
右側お隣さんとは、白いフェンスで仕切っています。
奥のレンガの家がSさん宅です。



さて、今度はリフォーム後の
エントランスです。

随分雰囲気が変わりましたね・・・。

では中に入ってみましょう。


砂利がひきつめられたアプローチは、
明るい砂岩貼りになりました。

門扉も白から黒になって、シックな
印象ですね。

白い門扉は時間が経つにつれ、
少し汚れてきたのが目立ってし
まうとのこと。


リフォーム前の写真その2

門から入ったところ、左側の
お隣さんが、どうしても気に
なりますよね・・・。



門扉を開けると、砂岩石貼りの
アプローチが広がります。

随分すっきりしましたね。


アプローチ脇のガーデン・スペースです。

ここは奥様に自由に使っていただいています。

現在は、季節がらガーデニングはお休み中。

春になるのが楽しみ!


 


夏になると、この野ばらがたくさん茂って、とっても綺麗だそうです。

 

枠


玄関からみた様子。

以前よりもアプローチの幅が、広く感じられますよね。



デッキからの眺め。

アプローチが美しいですよね。

連続したフェンスが奥行きを広く
長く見せてくれます。


リフォーム前の写真その3

実は、右側の掃き出し窓のある
部屋はリビング。

窓は、開けないようにしていたらしいです。

1mくらいしかない空間は、不要物置き場となっています。

このスペース、どうなるのかしら??




1mほどのスペースを、ウッドデッキにしました。

すっきりとして、掃除も簡単になりました。

すぐ外に出られるのが、うれしいですね。


 

上の写真2と比べてみてください。

お隣との境界に、ウッドのラチスフェンスをたてましたので、全然気にならなくなりました。

ハンギングバスケットなんて飾ったら、きっと素敵でしょうね!

 



こういうハイパーテーションのフェンスは、通常
柱を立てて組むものなのですが・・・

そうしてしまうと、柱と設置工事でかなりのお値段になってしまいます。

このラチスフェンスは、後ろにメッシュの黒いフェンスを立てて、針金で固定してあります。

針金は数箇所で、頑丈にくくらなくてはいけませんが、それさえしておけば安全で、なおかつコストはかなり押えられます。

 


 

リビングからの眺めです。

以前は、お隣さんが気になって窓を開けられなかったそうです。

現在は、全く気になりません。

かえって、窓が空いていた方が素敵?かもしれません。

 



とも
「明るいリビングに見えますよね。」

奥様
「でも回りを囲まれているので、全然 陽が入らないんですよ。」

とも
「そうなんですか?そうは見えないですよね・・・。インテリアも黄色で統一されているので、全体的に明るい雰囲気だからかしら?ウッドのラチスフェンスの色にも、マッチしていますよね。」

 

デッキにでてみました。
かわいい花台だなあ・・・と思ったら、
エアコンの室外機のカバーでした。

こうすれば、雰囲気を邪魔しませんね。

これは奥様が取り付けたそうですよ。
さすが・・・細部まで、お洒落なセンスが
光ります。

 

 

デッキから玄関を眺めると、素敵なコンテナがありました。

またまた奥様のセンスが、
端々に感じられる空間です。




設計士のコメント

 となりの家の窓が、迫ってきていたので、完全な目隠しをすると、採光および風通しの事で、問題が生じる可能性があり、ラチスフェンスにさせていただきました。
 また、掃き出し窓の外側については、コンクリートのテラスでは単なる、不要物置き場となっているだけでしたので、ラチスフェンスに合わせて、ウッドデッキを作ることを提案し、受け入れていただけて、良かったと思います。
 アプローチ床については、奥様のご要望(石またはタイルでという事)により、自然石を使わせていただきました。
 全体的にすっきりし、見違える様な出来となり、また、お客様に喜んでいただき、非常に良かったと思っています。
 Sさん、ありがとうございました。

 

ともこの感想

TOMOKO
197?年生まれ

 一応、一級造園施工管理技士の資格もってるんですけど・・・。使ったときがありません。単なるエクステリア大好き少女、(ではないか)です。

 難しい敷地形状のエクステリアプランですが、とても素敵になりました。
 ちょっとの空間もアイデア一つで、全然違ったイメージになるんですね。
 リビング前に、1mデッキ部分があるだけで、リビングが広く感じられ、ゆとりの空間がうまれたり、ウッドのラチスフェンスの目隠しがあるだけで、隣を気にせず、窓をあけて生活できるようになったりと、普段気がつかないスペースもプロが演出するとこうも違ってくるんですね。
 大変勉強になりました。


 


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