新築みたい!エクステリアで表情アップ


Oさん宅

Oさんご夫妻は家を建てられてから10年。

エクステリアをリフォームされました。

その成果はごらんの通り!

建物はそのままなのに、

新築?外壁リフォームしたの?広くなった?と、

近所でも評判です。

枠 枠
リフォーム前その1

築10年のOさん邸。

2台目の車庫をつくりたいと昨年から外構リフォームを考えていらした奥様。しかし依頼した会社のプランが気に入らなくて、悩んでいたそうです。

そんなとき依頼されたのが森さんです。第一プランで即、決定。さすが!

枠 枠

枠 枠
リフォーム前その2

全面は15M以上あって、広いスペースですが、塀に区切られて、1台しか車が置けません。

直線で区切られているので、枯葉やチリの吹き溜まりが車庫奥に出来てしまうのも難点です。

枠 枠

枠 枠

リフォーム前その3

こちらはアプローチ付近。

うーん。10年の年月が経ち。吹き付けの塀汚れや欠落が目立ちます。

塀の色と建物の色は合わせているのですが、塀の汚れからか?建物までもなんだか暗い印象です。

枠 枠

枠 枠
今回森さんの担当は、樹木以外のエクステリア部分。樹木はご親戚の造園屋さんにお願いされたそうです。

こちらがリフォーム後。

リフォーム前に比べ、断然広く感じられませんか?

だんな様も不思議になって、何度も歩幅で間口の幅を調べたそうですよ。やっぱり変わりなかたそうですが・・・。(笑)

枠 枠

枠 枠
車庫部分からアプローチは一面、ヨーロッパの石畳を思わせるような大きさの違うタイルが貼りめぐらされています。

「匠の技ですよね。目の錯覚か、このタイルとRの花壇の流れで一層広く見せてみえるんですよね・・・。」とだんな様も絶賛!!

高いところで50センチ程の勾配がついているので、水はけもよく、奥様が草木に水を遣っていると、きれいに流れていくそうです。

「しっかりと施工されていれば、水たまりなんて出来ないはずです!」と森さん。

枠 枠

枠 枠

玄関に続くアプローチ。

素敵ですねえ!!

どっしりとしたレンガにタイルの色のバランスも絶妙!

この先には何があるのか?ってワクワクしちゃいますね。

照明も一風変わっていて夜も素敵なんでしょうね。

枠 枠

枠 枠

素敵なメールボックス発見!

「既製のものはあまり気に入らなくて・・・。」

こちらは奥様がショップで見つけてきたそうです。こういうこだわりのアイテムが一つでもあると、フォーカルポイントになって、印象がアップしますね。

Oさん宅は玄関がこの奥にあるのですが、奥様は以前から玄関を前に出したいとリフォームを考えていたそうです。

しかし新しいアプローチの出現でその計画は消え、お気に入りの場所になってしまったそうです。

枠 枠

枠 枠

勾配があるので、レンガを一段づつ、さりげなく高くしています。

枠 枠

枠 枠

右側の花壇部分。

白樺など、株立ちの落葉樹を贅沢に植えてあるので、まるで高原に来たような印象。

職人さんも植え甲斐があるとおっしゃっていたほど。

下草の可憐な白い花がレンガに絡んで素敵ですね。

 

 

枠 枠

枠 枠

ここで見ていただきたいのが、レンガとタイルの際部分。

車庫スペースは一番高いところで50センチ上がっているそうです。(水が流れる為の水勾配といいます。)

レンガの下のところが緩やかに段数が少なくなっているのがわかりますか?

タイルもキレイにカットされていて、完璧な施工に脱帽です。

枠 枠

枠 枠
リフォーム前その4

こちらはリフォーム前の庭の写真。このスペースはあまり使われてなかったそうです。

今回のリフォームで、広々とした車庫になりました。

枠 枠

枠 枠
リフォーム前その5

塀からみた庭の様子。随分奥行きがありそうです。

うなぎの寝床みたいで、思ったように活用できない・・。と奥様は悩んでいました。

枠 枠

枠 枠
リフォーム後、正面からみた様子。

オープンなイメージですが、樹木が生い茂っているので、窓はほとんど見えません。プライバシーもきちんと確保。

新築に見えるのは、レンガの濃い色との対比でしょうか?

建物の色が以前より白っぽく見えますよね??

枠 枠

枠 枠

花壇の中に石が入っているので、雰囲気・奥行き感もアップ。

やはりプロの配置は違います。

枠 枠

枠 枠

花壇の奥は自転車置き場になっています。こちらも広々していて駐車しやすそう。

エアコンの室外機はもちろん、ラチスでカバーリング。

そして門扉は木製のものを採用。素材にこだわっているので、ナチュラルなイメージ。

また年月が経っても、レンガや木は味が出てくる素材です

枠 枠

枠 枠

こちらの奥が庭になります。

このイメージだと洋風かな?

と期待に胸をふくらませる私ですが・・・。

「実はものすごい和風庭園があるんだよ」と森さん。

「えっこの奥に??」

どんなお庭なんでしょうか?

枠 枠

枠 枠

ほんと、その奥には本格的な滝の流れる庭園がありました。

まさかこんな静かな空間があろうとは?夢にも思わず、しばしボー然としてしまいました。

枠 枠

枠 枠

両脇には物も置けるし、人も座れると、これまた便利と絶賛のレンガの水場。

当初奥様はワンちゃんが走り回れるような洋風な庭を希望されていたので、設計されたのですが、造園屋さんとお話するうちに和庭になってしまいました。

しかし使われている素材、樹木に洋のテイストが感じられるせいか違和感がありません。

枠 枠

枠 枠

庭奥から道路側を見る風景。

枠 枠

枠 枠

切石や組み合わせたものなど、さまざまな種類の敷石があって、見ているだけで楽しくなります。

こちらの写真はご主人のホームページからいただいたもの。

だんな様はIT業界で最先端のお仕事をされているそうです。

忙しいご主人が疲れて帰ってきても、この庭を愛でることでストレス解消になるんでしょうね。

贅沢な時間を過ごせそうです。

 

枠 枠

枠 枠

小さな花が可憐ですね。

普通は砂利などを敷くのでしょうが、草花が和と洋の調和に一役買っているようです。

枠 枠

枠 枠

池には滝が流れています。

水の音色に心が洗われます。

 

枠 枠

枠 枠

こちらが水鉢。涼しげですね。

ダイニングの正面に見えるのがこの風景。

ちょっとした料亭気分が味わえそうです。

枠 枠

枠 枠

番外編

 この奥には池と滝で使用する水の循環器が入っています。

この竹垣は縦ではなく、横に組まれています。また色使いも洋風にも合いますね。

枠 枠

枠 枠

こちらがだんな様と奥様。

取材当日は朝から造園業のプロ方々がお庭見学大勢いらしたそうです。

私たちは2組目。そして左のお客様は3組目。

また、警察官のお知り合いの方など、取材中も沢山の人がお庭に引き寄せられて集まりました。

枠 枠

枠 枠

Oさん家の写真、その2。

かわいい猫ちゃん達も、新しいタイルの上はやはり気持ち良さそうです。

とても上品でキレイな猫ちゃん達でした。奥様似ですね。

枠 枠

森さんのコメント

Oさんのお宅の設計コンセプトは、

   1 駐車スペース2台以上
   2 道路から玄関ドアを、見せない
   3 開放的でありながらプライバシーは確保する

というものでした。

与えられた条件を、クリアーにして行くのは楽しい作業でした。植栽工事は、親戚の植木屋さん(成光園さん)に施工していただきました。アプローチも、流れのある庭もとても素敵になり非常に良かったと思います。

また機会がありましたら、宜しく御願いいたします。

ともこの感想

エクステリアのリフォームですが、このリフォームで住宅の悩みも解決されたそうです。

まず外壁を塗り替えようとしていたのですが、レンガ塀の色のマジックで、新築と見まごうばかりに白さが強調されました。

また奥まった玄関を前に移動したいとのことでしたが、緩やかな美しいアプローチの出現で返って奥まっていたほうが美しいのではとお気に入りの空間になりました。

建物の欠点がすべて長所になったそうで、予定していたリフォームが延期になったそうです。

奥様の憧れていた高原のイメージを実現しつつ、この悩みをすべて解決!!ということで今回は森さんの設計に匠の技を感じました。

また、「職人さんがすべて感じの良い人たち。おしゃべりを一切せず、黙々と作業していた。」と、ご主人がおっしゃっていたのが印象的でした。

プランはもちろん、しっかり施工されているかも重要なポイントですね。