エクステリアもスタイリッシュ!


Kさん宅

今回の取材はデザイナーのKさん夫妻とのこと。

「素敵だからびっくりするよ」

と取材前に森さんに言われていたのですが、

建物もエクステリアデザインも、

Kさんご夫妻も素敵で本当にびっくりしてしまったのでした・・。

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閑静な住宅地にKさん宅はあります。

歩道のインターロッキングがKさん宅の前だけ白いので目立ちます。

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建物は大成建設「空間王」のデザイン。シンプルモダンで素敵ですね。

エクステリアも素材をあわせて一体感があります。

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こちらの歩道の切り下げに関しては、森さんだけでなく、御主人自らも役所へ相談に行って頂けたので、今回(隣の切り下げ部分に続ける切り下げ工事)の形が可能になったそうです。

奥様によると、歩道を歩いている人がここだけ避けて道路を通る傾向にあるそうです。貼り変え効果で、エントランスの一部分のように見え、通る 人が踏むのを躊躇してしまうのかもしれません?

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こちらは工事前の写真。インターロッキングはこんな感じだったんです。

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玄関ポーチと同じタイルがエントランスに敷き詰められています。

花壇もタイルに合わせて白。

実際は広いところで4M、車庫部分で3M弱なのですが、実際よりも長く感じられます。

素材の統一感と白色のインターロッキング効果でしょうか?

 

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「一体?何屋さんなのかしら?」とよく覗かれたり、見上げられるそうです。
 
その気持ちもわかります。
インテリアも素敵なので、中の様子が気になりますね。
 
左側の花壇スペースにはちょっぴり紅葉したソヨゴの木が癒してくれます。

 

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左側には建物のサッシにあわせた色のルーバーフェンス。高さは2メートル以上あります。

重くなりがちな高さのあるフェンスもこの色だと圧迫感が緩和されます。

 

 

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  実はこのフェンスの後ろにはお隣さんの万年塀が隠れています。

 

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実際はこんな塀が続いていました。

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花壇奥には照明・表札・ポストが収められたスタイリッシュな機能門柱。
 
こちらの色もサッシやフェンスと合わせています。
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表札はご主人のオーダー。
 
現在は様々なデザインの表札があり、好きなデザイン。文字スタイル・レイアウトが選べます。
 

 

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  花壇スペースは白いタイルで。

玄関ポーチ側に行くにつれ、少し斜めになっていますよね。水が流れる勾配がついています。

雨の日も水はけ良く、安心です。

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玄関ポーチとアプローチを構成しているのは300角のタイル。ちょっと前は100角とか150角のタイルが多かったのですが、最近はこの300角タイルをよくみかけますね。

 

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こちらがKさんご夫妻。

素敵なご夫婦ですよね。あまりのお二人のかっこよさに緊張してしまいました・・・。

ともに服飾関係のデザイナーをされているそうです。 

 

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オフィスということで、シンプルモダンにこだわっていらっしゃいます。
 
「本当はガーデニングが趣味なんですが、オフィスということなので、このエントランスではあきらめて、バルコニーでガーデニングを楽しんでいます。」
 
趣味はバルコニーで!と公私をきっぱり分けている奥様。
 
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1階はオフィスになっています。
インテリアもシンプルで素敵ですね。
 
ここからどんな素敵な作品が生まれていくのでしょうか?
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打合せスペースからエクステリア部分を見る景色。
 
道路向かい側の緑が借景となってお仕事中でもちょっと癒されるそうです。
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玄関ポーチとアプローチ、インターロッキングとも色や素材を統一されているので、広がりを感じます。

お客様に「この事務所はとても広いね」と良く言われるそうですが、「実際はそんなに広くないんですよね(笑)」とご主人。

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車庫脇の塀は花壇と同じタイル。
 
「みなさんはもう少し広くした方がいいと言われるのですが、この壁があることで外と内を遮断するために必要だと思っています。」とご主人。
 
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壁の内側にはなにやらシルバーの柱がありました。
 
なんの柱なんでしょうか?
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実は万年塀の支え柱だったのです!
 
塗り替えたら、ちょっとしたオブジェ的存在になっていますよね。
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車庫奥はコンクリート。 見えないですが、タイルとコンクリートの境目はやわらかな曲線で切り替えられています。
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設計者のコメント

コメント k様邸に関して下記の3点にポイントを置いて設計させていただきました。

1.建物本体のシンプルモダンに対応したデザインにする。

2.車庫スペースと事務所のアプローチを調和させる。

3.前面歩道の切り下げが許可になるか?

特に、3番目の役所との協議に関して、役所の指導は「隣に切り下げ部分がある場合 は、1.8M間隔をあけなければ許可できない」ということでしたので、ご主人様に 御同行御願いして、役所の担当者に直接お話をしていただき、連続して切り下げが可能になりました。

K様御協力有難う御座いました。  

ともこの感想

 スペックさんのHPを担当している「ともこ」です。
 普段はパソコンソフトのインストラクターをしていますが、エクステリア好きなので、取材させて頂いております。
 この企画が始まってもう丸2年!新しい年も頑張りますので、お楽しみに!

 家を建てる時、とにかく家の仕様を決めるのが忙しくて、「エクステリアのことまで考えられない」、「またはどのようにしたらいいのかわからない? 」という方も多いはず。

 Kさんご夫妻はエクステリアについて「お客様が入りやすいアプローチにしたい」とは思っていらっしゃったのですが、細かい内容までは思いつかなかったそうです。

 スペックさんは今まで取材させていただいたお宅を拝見するとどちらかというとレンガを生かした洋風デザインがお得意ですが、こんな風にKさんのライフスタイルや要望にあわせ、シンプルモダンなエクステリアをかっこよく立ち上げちゃうというのも、プロの仕事だなあと感じました。

 エクステリアをどうしていかわからない?場合は、いろいろお話して自分の好みや趣味を設計者に伝えることが重要です。

 多分、プロなら気に入った提案をしてくれるはずですよ。