納得のエクステリア!


Kさん宅

高級住宅街に新築されたKさん宅。

建物の仕上げと同じレンガタイルを使用した贅沢なガレージは、

その中でもひときわ目立っています。

様々な要望をスペックさんに伝え、納得の住宅に仕上がったそうです。

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当初からガレージにしたいとしっかりとしたイメージをお持ちだったKさん。

しかし建物の予算がオーバーしてしまい、当初ハウスメーカーさんとの打合せ時には、コンクリート打ちっ放しのガレージという計画になっていたそうです。

しかし、打合せを重ねるにつれ、予算が浮いた部分があり、念願のレンガタイル貼りのガレージになったそうです。

 
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シャッターの下の部分もキレイにタイルが貼ってありますね。

豪華です。

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入り口は、ヨーロッパテイストの片開きの鋳物門扉。

全面に貼りめぐらされたレンガタイルが高さがあり、重厚な感じなので、鋳物の門扉の模様は軽やかな感じがいいですね。 重くなり勝ちな雰囲気をやわらげてくれています。

 

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本当は親子仕様にしたかったそうですが、2台分の車庫の開口を取るため、断念されたそうです。

どうしてもシャッターボックスをつくると強度を保つため、柱が太くなってしまうのですよね。

門扉の巾は80cmですので、十分の広さがあり機能性は、十分です。

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隣地境界はレンガギリギリ、お隣さんとの境が少し空いてしまったそうです。

お隣さんからの要望で、レンガタイルを縦に貼って境界のアキの部分を無くしまし た。

「せっかくキレイに仕上がったのに、ここが空いていたら、つや消しになっちゃうから、サービスでやらせてもらいました。」とのこと。

違和感なく仕上がってます。

 

 

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こちらの雰囲気のある照明は、高円寺にあるショールームでお求めになったそうです。

業者さんのオススメ商品もいいですが、一つ一つお気に入りの照明や小物をお庭やエクステリアに取り入れれば、長年愛着を持って住むことができますね。

ただ、照明は屋外用のもの選んで下さい。買ったけど、取り付けられなかった・・・なんてことのないように、必ず業者さんに相談することも重要です。

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ポストは門袖の幅が足りなくて、横につけられなかったそうです。

最近縦置きも多いですよね。

私的にはすっきりしていて好きなんですが・・・。

スペックさんによると、横向きの場合は投函された郵便物が重さで後ろの箱にストンと落ちるのが、たて向きだと重さで後ろに落ちないので、「雨に濡れる可能性がある。」とのことで この点だけが気がかりだそうです。

 

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  こちらがポストの後ろ側。

 

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よーくみると・・・・・、

ポストの右側、タイルとの境目に注目してください。

すごい・・・・!

ポストの形にタイルが切り抜かれていました。

細かい・・・。それぐらいポストがギリギリの位置に配置されているんです。

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門袖を通ると階段がありました。

2.0Mも高低差があります。

タイルは300角の玄関ポーチと同じタイルで敷き詰められています。

また階段脇の壁は、タイルと同じような色で吹き付けてあり、統一感があります。

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一気に玄関まで登る階段のわきには手すりあり,登り降りも「まだ若いから全然気になりません」(笑)とのこと。

今回,まっすぐな階段ではあるのですが、階段の巾 をたっぷり取り手摺りも付いているので急な感じがしませんね。

 

 

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玄関ポーチは張り出しになっています。階段を壁につけて、二台分の車庫を確保しました。

実は手すりの柱は通常の施工よりも多くしています。高さがあるので、上り下りが不安に感じられるのではと、いつもより柱の間隔を狭くして強度と安心感を与える為だそうです。

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こちらは玄関から階段部分を見た風景。

お隣の塀の控え柱があり、もし取り除けば、倒れる危険性もあり、階段を壁ギリギリにはしなかったそうです。

そこで、ガーデニングスペースにすることに!今からとても楽しみですね。

塀の上に置きっぱなしにしてしまったのは、私の手帳と、MDプレーヤー。 デジカメとあわせて取材用の「三種の神器」です。

言い訳がましいですが・・・。ここによくガーデニングショップで売っているリスなどの置物を飾ったりするのも、かわいいですね。

 

こんな感じの。

 

 

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玄関ポーチのタイルには、ちょっとさすがの森さんも困ってしまったそうです。

階段のタイルに合わせて貼ると、玄関を開けた部分のポーチのタイルと目地が合わない。

玄関にあわせてしまうと、今度は階段のところで目地が合わず・・・。

そこで、タイルを斜めに貼ることにしたそうです。苦労の甲斐あってお洒落な雰囲気ですよね。

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番外編  

取材当日。

「こんにちは」と扉をあけた森さん。

「あっ、これ当たるな、あれ取り付けなきゃ」と私がご主人に取材をしている中、突然ドリルを持ち出し、何かを始めました。

 実は門扉はガレージの柱につけているので、勢い良く扉をあけると、ガレージの柱にぶつかってしまいます。]

レンガタイルの破損を防ぎ、門扉の傷も防ごうというわけです。

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こちらが取り付けたゴムのキャップ。

これがあることによって、レンガタイルの破損を防ぎ、門扉の傷も綱会という訳です。

なるほど・・・・。これをいつも持っている森さん、ドラえもんのポケットみたいですね。

 

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さらに、ご主人から、門扉を開ける際に音がなるとご指摘され、チェックすると・・・。

門扉の吊り元ヒンジにモルタルが入っていたそうです。。

こちらも除去して、スムーズに開閉できるようになりました。

「ありがとうございます」とのご主人のコメントに、

「すみませんでした・・・施工後のチェックが甘かったですね・・・」と反省顔の森さんでした。

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設計者のコメント

 ハウスメーカーさんから依頼を受けた時点で敷地の高低差と車2台分の車庫入口に シャッターと色々なご要望をお伺いしていましたので、大まかな形は最初から決まっ ていました。

 その中で、全体をどの様にまとめれば良いか、隣の状況を考慮してアプ ローチの形を決めさせていただきました。

お話の途中お客様と色々な打合せをさせて いただき、より一層お客様の気持ちに近付き、工事進めさせていただき楽しい現場に なりました。

K様有難うございました。 

ともこの感想

 スペックさんのHPを担当している「ともこ」です。
 普段はパソコンソフトのインストラクターをしていますが、エクステリア好きなので、取材させて頂いております。
 この企画が始まってもう丸2年!さらに頑張りますので、お楽しみに!

 Kさんはこちらの家を建てるのに、一年位かかったそうです。それまであちこちの住宅展示場や、街並みを見学して勉強されたとのこと。

 外構の話は建物の設計が終わった段階でスペックさんと話合われたそうですが、多くの家を見るうちに、エクステリアがしっかり設計されていれば、家も立派に見えるという結論に達したそうです。

 「最初の打合せの時にその時抱いていたエクステリアの理想をすべてお話しのですけど、私たちの理想に近づけてくれたので、大変感謝しています。」とKさんが満足そうにおっしゃっていたのが印象的です。

 実は私は歯医者さんおホームページも作成しているのですが、そこの歯医者さんは「インフォームドコンセント」(医師が患者に診療の目的・内容を十分に説明して、患者の納得を得て治療すること。) を行いながら治療を進めるというのをモットーにしています。

 今回Kさんの場合は、「インフォームドコンセント」を行いながら完成したエクステリアという感じがしました。