洋館の上は快適空間


Sさん宅

世田谷の閑静な住宅街に新築されたSさんご夫婦

今まで住んでいた家での経験を生かして、

手入れしやすい、ほどほどのガーデニングスペースを確保。

そして車庫の上にはお気に入りのスペース、

風を感じるバルコニーが出現しました。

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Sさん宅は2棟で共有している道路の奥に建てられました。

今年の夏は本当に暑いですね。取材当日もピーカンで、車庫に敷き詰められている砂岩も太陽の光を浴びて、白く光っています。

豪華な石貼りの外観がとてもよく目立ちます。

早速、お庭拝見と行きましょう!

   
 
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入り口右にはレンガの塀が建てられています。

小鳥の置物が「WELCOME」と言っているようですね。

最初境界部分のブロックが建てられていたそうですが、スペックさん調べてみたら、軽量ブロックの基礎が風化してボロボロになっていたそうです。

なので、当初の予定 よりも境界ブロックを新しくすることで、予算オーバーになってしまったそうです。こういうことって、実際土の中を掘って工事してみないとわからない部分ですね。

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入り口から玄関までは花壇スペースがあります。 全面部分はほとんど石を貼っていて、外国のような雰囲気。

かわいい!

ガーデニング好きな奥様の自慢のスペースです。以前は広いお庭のある家に住んでいらしたそうで、「ガーデニングが好きなので最初は楽しく手入れしていましたが、4年過ぎるともう大変でヘロヘロでした(笑)今はちょっとの手入れでいいのでとても楽です。」

 

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つたがからまっているフェンスもとってもお洒落ですね。

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  こちらの外灯みたいな、ガーデンライトも雰囲気いいですね。

 

 

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玄関から見たエントランス部分。鉢物も高さがあるのでボリューム感が違います。

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表札ももちろん特注。

アイアン製です。となりの鳥かご?みたいなアクセサリもぴったりですね。

ここだけみると外国の風景みたい。

 

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    ポストはご主人がインターネットで探した優れものです。

前面の膨らんだ部分に新聞を差すようにできています。

その他の郵便は上から入れます。

 

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こちらはリビングのカーテンのフックです。

こちらもは工房の人に作成してもらったそうです。

アイアンでトンボの形というのはなかなかないのですよね。

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玄関の反対側にも表札がありました。これは四角いタイルに奥様がペイントして作成したものです。
とっても可愛いですね。
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車庫の上はベランダになっています。

 

 

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よーくみないとわからないのですが、ウッドのパネルを外側と中側に貼っています。

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車庫は奥にいくほど狭くなっています。

ちゃんと屋根が狭くなってるのわかります。

施工も難しいんじゃないかしら?と思いますが、森さんのこだわりです。

 

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 車庫の上にお邪魔しました。

風通しがいい、気持ちいい空間が広がっています。

 

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ご主人のお気に入りのスペース。朝と夜は必ずここで、新聞や本を読んでいるそうです。

「本当はルーフバルコニーを作りたかったけど、高さ制限があって、作れないので、仕方なくこういう風にしてもらいました。でもこっちの方が断然良かったみたい。リビングと同じフロアなので、気軽に外に出られるのがいいですね。」

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お隣の目線も気にならないように、奥のフェンスは高いものを採用。

この件についても打合せを何回も重ねたそうです。

「この工事をする際に、森さんにはいろいろ相談したんですが、A案がダメならB案というようにいろいろ提案してくれましたよ。」

とご主人が何回もおっしゃっていました。

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このフェンスにきっちり合うように、切り詰めています。ここが自分で設置するのと違うところですね。

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バルコニーから下のアプローチをみます。

結構高さがありますね。

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森さんは、私がこうやりたい、というものを提案してくれ、それが気に入らなかった場合は、違う商品を持ってきてくれました。それで打合せに何度もかかってしまったけど結果的に とても良く仕上がりました。

とご主人。

奥様には、巨匠の作ったケーキを頂き、本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。

とても素敵なお二人で、素敵なお住まいでうらやましい限りでした。

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設計者のコメント

 S様御協力有難う御座いました。
 お客様とのお打合せの中で、色々新しい提案をさせていただき、仕事をさせていただきながら、自分も勉強させていただいております。今回も、軽量ブロックの風化について、改めて確認できいい勉強をさせていただきました。また、S様とは仕事の話だけでなく趣味や人生観までお話させていただきました。有難うございました。

ともこの感想

 スペックさんのHPを担当している「ともこ」です。
 普段はパソコンソフトのインストラクターをしていますが、エクステリア好きなので、取材させて頂いております。
 この企画が始まってもう丸2年!さらに頑張りますので、お楽しみに!

 奥様から「今回始めて家を新築して、エクステリアの見積はあまりよくわからないと思いました。友達とも話しているのですが、高いのと安いのであれば、安いほうがいいけど、それが手抜き工事だったら嫌というかた多いのではないかしら。」とおっしゃってました。

それに対し、森さんが
「確かにブロック何平米や何メートルと書かれていてもそれがどのような工事かわからないですよね。今は職人さんの1日の料金も不景気で安くなり、それに伴い腕のいい職人が減少しました。いい職人なら任せて安心ですが、その分料金も高くなります。その辺がお伝えするのが難しいところですね。今後はもう少し、皆さんに納得できるという工事の体制もご理解いただくよう努力していきます。」

とおっしゃっていました。ほんと、エクステリア工事の安心施工の基準を選ぶのは難しいと思います。私としては、施工例が豊富な会社がやはり安心なのではないかと思います。また施工された近くのエクステリアを見せてもらったりすれば、外側からでも確認ができますので、お住まいになられている人に迷惑かからない程度に見るのもおすすめです。