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更新情報:
2012/1/19
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個性的で使いやすい空間


「さえりのお宅訪問」♪の第一弾は、音楽家のMさんのお宅をご訪問しました。

「私はへそ曲がりで・・そこが、スペックの森さんと気が合ったんですね。」とおっしゃるご主人。

苦笑いする森さんでしたが、楽しいインタビューになりました。



細い路地の奥にあるMさんのお宅。

家の前の駐車場には不思議なマークが・・音楽家の方と聞いてきたので、音楽関係の記号かも?

「これは音楽の記号なんだけど」と森さん。「これってハ音記号かしら。」と私。
「ご名答!でもハ音記号をご存知とは珍しい!」とご主人がおっしゃいました。

「実は私、ミュージシャンでして・・」それが最初の挨拶となりました。

こちらが『ハ音記号』を象った模様です。

『ト音記号』はありがちだから嫌だったとか。さすが、自称へそまがりさんですね!?







←こちらがホンモノのハ音記号です。なるほど、似てますよね。
でも、ご近所の方は神社の鳥居のマークと間違うそうです。

「お賽銭箱を置いちゃおうと思ってね。」と、ご主人。
「だめですよ〜。」と、息子さんがおっしゃってました。
インタビュー

外構とかエクステリアなど全く知らなかったというMさん。
まずは、塀に関しての悩みを話したところ、たくさんの提案をしていただいたとのこと。
その中から選べるというのが良かったとおっしゃってました。

ブロックだと地震などの時に危ないし、重い感じがする。
それと、ここは安く仕上たいというのがMさんの希望でした。

そこで、森さんが提案した中で決まったのがこの塀でした。

確かに軽く感じますし、回りとの調和もとれています。

お部屋の中に移ってお話をさせていただいたのですが、エクステリアと音楽の共通点など、実のあるお話でした。

そんな中、森さんや職人さんたちの大変さなどをよく理解していらっしゃるのが不思議になりました。

そのわけは、なんと!ご自分でログハウスを建てたり、屋根の修理などなさった事があるからなのです。趣味とはいえ、凄いですね!?


一番の問題は、入口の階段でした。

駐車場と玄関の段差。これをなるべくスペースを取らずに階段を作り、この正面にある地下の音楽スタジオ入口を搬入口として機能させることです。

コントラバスのような大型楽器を搬入する際、階段を回りこむには難しいのです。


設計案

さて、そこでスペックからの提案は・・・

歩いて昇る場合は右側から回り込む階段にしたので、スペースをあまり使わずに済みました。

また、スタジオの入口部分で、駐車場との高低差が80cm程あるので手すりをつけることにしました。

しかし、楽器の搬入時には手すりが邪魔になるということで、押し込み式のチェーンポールを使って、安全性と利巧性を両立させました。

この入口から大型楽器など搬入するわけですが、そのためにこのポールが引っ込むような仕組みにしたのです。

このように、搬入する時には、ポールが引っ込み、フラットになります。




スタジオのドアの上にはかわいいプレートが。これも特注だそうです。


ライトアップの為の照明も付いています。

灯りがついたら、これまた雰囲気がありそうですね。

    


せっかくなので、地下のスタジオを見せていただくことになりました。

ワクワクしながら、階段を降りていきました。


地下には、楽器のあるスタジオと、ミックス(録音した音を加工したりCDなどにおとす作業)をするお部屋がありました。



写真はスタジオの一角です。ピアノとヴィオラ、そしてチェロがありました。

リハーサルだけでなく、ミニコンサートができそうな素敵な空間でした。





珍しい楽器があるよ・・と見せていただいたのは、コントラファゴット。ファゴットは見たことがありましたが、これは初めて!!

ファゴット奏者でもある息子さんが吹く時の構えをやってくださいました。とっても重い楽器です。

ミニコンサートをなさる時は、ぜひ呼んでくださいね!!


スペックから

Mさん、ありがとうございました。
Mさんからご相談いただいた用件を、コンパクトにまとめる事ができました。ご要望の機能を突き詰めると、すっきりしたデザインになり、Mさんに喜んでいただけて嬉しく思います。


サエリの感想

初めてのインタビューで緊張しましたが、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。
今回、Mさんがおっしゃっていましたが、森さんという設計者と現場で作業する職人さんとの間での信頼関係が素晴らしいとのこと。これは、信頼できる指揮者と音楽家が素晴らしい音楽を奏でるのと同じだとお話してくださいました。これこそ、ハーモニー!

今後のスペックの作品・・楽しみです♪


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