お二人のご希望は、どんなものだったのですか?という質問に「希望の前に、緑化計画によっての規制があり、高木を何本までだとか面積はどの位など条件をクリアできるものを出さなくてはならなかったんです。」との答え。
なるほど、ちょっと大変そうですね。
まずは、パーキング。つめれば3台は入れる広さです。でも、普段は1台だけ停めておくので、空いた部分は庭の要素も入れようという事になり、コンクリートを全部敷き詰めず、緑を入れました。
駐車場としての役割と、お庭としての役割もプラスされ、柔らかな感じになりました。そして、もう一つ大切なのが、、、
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このツリーサークルです。屋根の下には自転車を置きたいし、隣に車を置きたい。なので、コンクリートの方がいいけれど、緑も欲しい。というご要望でした。
そこで、スペックからの提案が、このツリーサークルだったそうです。土の部分の上を、車が通っても自転車が通っても大丈夫。また、ここに木が1本ある事で、玄関とお庭のしきりにもなります。
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「これが、スペックッさんの宣伝ポイント1です。」と、ご主人さまがおっしゃってくださいました。
ツリーサークルを使って、いろんな事が解決しました。
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「そして、もう一つのポイントは、、」と、ご主人がおっしゃったのがこの部分です。
ここは元々、斜めによう壁がたっていました。道路とよう壁の間が、無駄でありペットのトイレスポットになりかねないと思っていたところに、スペックから花壇を作るのはどうかという提案があったそうです。
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段差を生かした花壇は、目隠しにもなります。固い感じになるよう壁を、外側に木を植える事で、柔らかな感じにもしてくれています。
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「足しげく出られるお庭で、、。」とおっしゃる奥様。芝生の部分を少しづつお花を植えたりして、手を加えていくのが楽しみだとか。
「少しづつ進出してくるんですよ。」と、ご主人さまが苦笑い。
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お家の中から見た、ウッドデッキです。
このサッシと、右側の正面のサッシから出られます。
二方向から出られるのは、思いついた時にさっと出れるのがうなづけますね。
ウッドデッキからお庭に出たり、そこでお茶を飲んだり、、素敵ですね。
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水回りです。ここから、ホースをつないで車を洗ったりできます。
今回、流し台をやめて水道蛇口の下に格子桝を設けました。
これは、この部分に流し台を作ると勝手口から表に回る時、邪魔になるのと、自転車を入れる時、ここに何もないほうが広く使えて、便利だからです。流し台がなく、すっきりしてますね。
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ここは、車の通路です。アプローチも兼用しているので、通路の真ん中を芝生にしました。これで、このスペースがお庭の一部になりました。
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ここが、ご主人さまの植栽スペースだそうです。でも、この辺りを掘るとすぐに岩盤にぶつかり、これがとても固くて、木を植えるのに苦労なさったとか。
それでも、ご自身でお庭に手を加えるのは、楽しい事ですものね。ここが、どう進化していくのか、私も楽しみになりました。
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リビングから廊下をのぞくと、ご主人さまが植えた木が見えます。
やはり、窓から木が見えるというのは、良いものですね? |
あまりに気持ちがよいので、しばらく座っていたら、スペックの森さんが写真を撮って下さいました。
ここで良い風とお日様の光に包まれて、お庭を見たり手を加えたり、したくなるなぁと思いました。
お庭は、使い勝手の良さだけでなく、手を加えられる事で、子供のように育てていける楽しみができるんですね?お話の最後に、今度はこうしたいんだけどと、相談事もありました。 |