「とにかくさっぱりしたもので、オープンなイメージにしてほしいって希望だったよね。」とご主人さま。それから、車がお好きということで、三台分の駐車場を作りたかったそうです。もう一つ大切な事は、お隣との境界線、道路との境界線をはっきりさせる事でした。
これが、何度か話し合った結果の設計図です。いつも駐車する部分はコンクリートになっており、他はインターロッキングになっています。
「全部コンクリじゃ、冷たくなっちゃいますもんね。」と森さん。
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これが、メインの駐車スペース。オープンな感じになるように、カーポートもシンプルで片側だけの柱のものにしました。
インターロッキングとコンクリートの下は、スペックからの提案で、全面にコンクリートの下地にしたそうです。こうしておけば、インターロッキングが波打つ心配もありません。
「まぁ、そうなっても人間的で良いかなとも思ったんだけどね。」と、おっしゃるご主人さま。なんだか、納得してしまいそうでしたが、いやそれはちょっと。。と、スペックの森さんが苦笑い。
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このアコーディオンの扉を開けて車を出し入れします。
奥行きもあって、入れ易そうに見えますが、いかがですか?と質問すると、息子さんが答えて下さいました。
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駐車スペースはなだらかな坂になっているので、水はけは良いそうですが、この扉から道路までの坂が少しきついそうで、慣れるまでちょっと難しいかもとの事。
駐車場から入り口までの勾配に関しては、ずいぶんとお話し合いをしたそうです。ご主人さまも息子さんも、設計に関わっていらっしゃるので、話はスムーズだったそうですが、実際、使ってみないと解らない事もありますね?
さて、今後、解決策を提案できるでしょうか?
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オープンな雰囲気を演出する、もう一つのアイテムが、このウッドデッキのあるスペースです。片側だけのL字型も、開放感がありますね。
「お布団を干すのにも重宝してますよ。」と、奥様。
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3ヶ月前に植えられた芝生は、これから根付いていくそうです。フェンスの脇には、3本の木が植えられています。左から。ツゲ、桃(観賞用)、ミニ白樺。
以前から、植えてあったものを移植したとか。
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これが、中から見た風景です。さっぱりとして、オープンな雰囲気、感じますよね。
今年の1月、仲間が集まってここでバーベキューをしたとか。なんと、その人数、約20人!二段になっているデッキから芝生に降りる方、デッキに腰掛ける方、家の中から食材を運ぶ方、、なんだか想像できそうです。
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これこれ!エクステリアとは関係なんですが、ちょっとご紹介したかった優れものです。
最初、ブラインドかと思っていたのですが、これが実は、ロールブラインドなんです。シマシマの模様で、これをずらす事によってブラインドの間隔を調整でき、外からの視線をシャットアウトすることも可能なんです。
内装のデザイナーさんが紹介して下さったものだそうですが、ブラインドよりも軽くて場所をとらず、気に入っていらっしゃるとか。私も、要チェック!と思いました。
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再び、外の風景です。
これは、玄関脇の生け垣です。寝室の前に、ちょっとした目隠しになっています。
かわいいブラインドと、パッチワークのベットカバーがのぞいていて、素敵です。
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このスペースには、砂利と敷石があります。
自転車も停められるスペースになってます。
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これは、家の裏側です。細い道のしたは、用水路が流れているそうです。道路との境界も、きちんとできましたし、フェンスが軽い感じなので、閉鎖的になりませんね。
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ここは、門の裏側にあたります。これから、この花壇に木を植えるそうです。
そのために、土を掘り返したそうですが、ガラと言われる、ブロックや石などが出てきて、なかなか大変だそうです。昔、田んぼだったところを宅地にする時、ガラを入れたという事なんですが、昔はよくあった事なんだそうです。
今後、ここにどんな木が植えられるのか、楽しみですね。
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ではそろそろ、おいとまします。と話していたら、スペックの森さんが作業しだしました。
あれ?何をなさっているのでしょう??
解りました!以前も見た事がありましたが、扉が塀にぶつかってしまうという事で、ゴムをつけておく作業をしていました。
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小さなようですが、このような気遣いがスペックの施工なのかなと、また思いました。
「ずばり、スペックにして良かったなという事はなんでしょうか?」という質問に、
「事務所が近いという事もあって、何度も打ち合わせに来てもらったよね。ざっくばらんな話もたくさんできたし。」と、ご主人さまがおっしゃっていました。
スペックの森さんも「こちらも、できる事できない事、また、した方が良いというご提案を気兼ねなくさせていただきました。」とおっしゃっており、ご依頼主と施工者というよりも、同じ作品を作り上げた仲間のような感じがしました。
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